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 レゲエ・ダブを大幅に取り込んだポップソングバンド、FISHMANSのベーシストとして有名。フォデラの5弦ベースを弾きこなしすぎるぐらい弾きこなす超人である。とんでもない低音の効いたイコライジングで、有機的なグルービーなベース。しかし、よく聴けば、機械的にテンポをずらしたようなタイム感、粒のそろいすぎた強弱は、とても人間が出したとは思えない無機質なベースでもある。地味なようで派手、派手なようで地味なベースライン。

FISHMANS「Weather report」




 僕が初めて柏原譲氏のベースラインを聴いたのは「RUNNING MAN」。ロックステディーの名曲、Carlton & the shoes「Give me little more」を大幅に意識したであろう曲。スタンダードなレゲエナンバーだが、よく聴くとリズムは少し特殊な感じもする。速いのか遅いのかわからなくなる。

FISHMANS「RUNNING MAN」





 「I DUB FISH」では5弦の低音をかなり有効活用。とんでもない低音が曲の軸を作っている。

FISHMANS「I DUB FISH」




 ゆったりした曲の中でも、ベースラインの攻撃力を実感させられる。


FISHMANS「土曜日の夜」




FISHMANS「WALKING IN THE RHYTHM」




 メロディックなフレーズでしっかりと歌っている。歌としっかりつながる感覚がある。"歌はリズム楽器"と語っていたこともある。歌がリズムで、リズムが歌だなあ、と感じる。

FISHMANS「Just thing」




FISHMANS「season」







初期FISHMANSだと、アップテンポな曲も多い。非常にファンキー。

FISHMANS「感謝 (驚)」




 polarisにおいてもその個性を存分に発揮している。ファンキーで走るようなドラムに、もたもたとレゲエのリズムのベースが乗る。ずれているように聴こえて、アクセントが合う瞬間があって巧みな構成である。

poralis「季節」





「檸檬」ではボサノヴァ風のリズムを弾いているが、やはり聴いたこともないリズムである。

poralis「檸檬」





一体これはなんで思いつくんだ!?ってぐらい複雑に構築されたベースライン。けれども歌は邪魔しすぎない。こんなベースは到底弾けない…。


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